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2006年度 Vol.2 (2006年12月現在) 禁無断転載
編集・制作:
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最終的な投資は投資家ご自身でなさるようお願いいたします。
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コーヒー需給のポイント-オムニコ-   過去の動きから学ぶコーヒー相場-オムニコ-
 
コーヒー需給のポイント Market analysis from supply and demand
 2006年のコーヒー相場はコモディティ・ブームを背景に、1月のNY期近は125.9セントまで上昇しました。しかし、その後は下落に転じて6月と7月には94.50セントの安値をつけました。年後半は再び上昇し、12月には125セント台を回復。今後、市場では2007/08年度が裏作であることから生産量の大幅な減少が見込まれており、相場は高止まりする可能性が高いとみられています。
 
世界消費が拡大傾向に
オムニコ  USDA(米農務省)が12月に発表したトロピカルレポート『世界の需給推移表』では、2006/07年度の世界総生産量は前回6月の1億2300万袋から500万袋増加して1億2800万袋となりました。これは、過去最高記録であった2002/03年度の1億2600万袋を更新したことになります。
 一方で、現在の世界消費量は輸出国・輸入国双方で1億2000万袋といわれており、年率1〜1.5%レベルで成長が続いています。
 中でも、中国や他のアジア諸国、東欧、ブラジル、インドなど経済成長率の高い新興国での増加が顕著となっています。
 
需給逼迫で先高感強い
オムニコ  世界最大のコーヒー生産国であるブラジルでは、2006/07年度は表作(4650万袋)であったことから、在庫は潤沢な状況です。またベトナムにおいても、2006/07年度の生産量は1650〜1750万袋(1袋=60kg)と、史上最高の豊作となりました。新穀の出荷が始まれば、ロブスタ市場は軟調に推移し、アラビカコーヒーの足を引っ張る可能性も考えられます。
  しかし、目先の需給は緩んでいるものの、2007/08年度が裏作であることから先高感の高まりで、ファンド勢の資金流入も見込まれます。今後の予想生産量や輸出量、国内消費動向が注目されるところです。
 
CRB指数との連動性
オムニコ コーヒー相場はCRB指数(国際商品先物指数)との連動性が高く、2006年年初における急騰も、世界的な商品高によって同指数が大きく上昇したことが背景にありました。
  CRB指数が上昇すると、インデックス・ファンドなどの投機資金が他商品に比べて割安なコーヒー市場に流入するのです。
  また、商品市況の調整局面では、ファンドマネー流出によって価格下落に転じる動きもみられます。今後も、CRB指数の動向や投機マネーの動きが注視されます。
 
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過去の動きから学ぶコーヒー相場 Technical analysis of recent market trends
最近のコーヒー相場の特徴
2004年: 5月に低温予報で上昇した後、反動安となるが、11月中旬のコロンビア地震を機に再び急伸、NYは100セント相場に
2005年: ブラジル減産予測を背景に年明けから一本調子で上昇するも3月でピークアウト。夏以降は高値修正場面となり反落
2006年: 年初はコモディティ・ブームから買われるも、その後の世界的な豊作で大幅下落。年後半は次年度の減産予測から上昇を再開
 
オムニコ
 
●NYコーヒ“C”
NYコーヒー・砂糖・ココア取引所(CSCE)
呼値の単位:1ポンド当り0.05セント(アラビカ)
売買単位:37,500ポンド(約17トン、約250袋)
●ロンドン・ロブスタコーヒー
LFEE(国際金融先物・オプション取引所)
呼値の単位:1メトリックトン当り1ドル
売買単位:5メトリックトン
 
110〜130セントで推移か
 2006年のNYコーヒー期近は年初に高値125.9セントをつけた後、下落に転じて7月末には94セントの底をつけました。その後は上昇を再開し、12月には再び125セントを回復したところです。
  相場は、来年以降の需給面での引き締まり観測から、上昇トレンドが続く可能性が高いといえます。下値は限定的で、先高感から投資マネー流入の可能性も考えると、NY期近は110〜130セントの水準で高止まりする公算が大きいといえます。
  引き続きファンダメンタルズの動向に加え、投資マネーの流れにも注意を払う必要があります。
 
中長期的な上昇トレンド
 東京アラビカの先限価格も、相場の底堅さが確認されています。目先は、2006/07年度における世界的な供給過剰感から短期的な調整局面に入る可能性もありますが、2007/08年度が裏作年であることから中長期的な上昇トレンドに変わりはありません。
  12月15日、ブラジル農務省が発表した同国の2007/08年度の生産見通しは、前年度比24〜27%減の3110万〜3230万袋と推定されています。今後は、これら裏作の影響に加え、生産国での気候変動やCRB指数の動向が注視されます。
 
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